0と1の世界で1番を目指す無駄に背が高い男(システムエンジニア)の徒然日記

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[外部セミナー]MDDによる工程間連携と要求開発フロント・ローディング
友達の伝手で、おもしろい勉強会に参加できたので、
かなり私見が入ってる気がするけど、Blogにアップ。
多少文章が硬いのは全社向けに外部セミナー報告として、
送ったものをコピペしたせい。

内容が、これからこういったことを進めていきませんか?
という内容だったので、いろいろ話が膨らみ過ぎる気がしたので、
私見で興味を持ったところを中心にまとめてみた。
その私見辺りは、最後に「感想」として書いています。
あと、補足。
プレゼンターは、「依田智夫(よだともお)」 さんです。
シナジー研究所(依田さんの会社)
http://www.synergy-res.co.jp/

元ネタのBlog
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060412/235171/


依田さんは、「実践UML」の訳本を書いた方で
要求開発アライアンスの理事の1人。
理事というのは、Openthologyを策定している人たちのこと、
だそうです。


------------------------------------------------------------
知人のつてで、要求開発という勉強会に参加してきました。
内容は上流よりの内容で、まだ構想段階のような話でしたが、
おもしろい内容でしたので、ご報告致します。

『MDDによる工程間連携と要求開発フロント・ローディング』
シナジー研究所 取締役 依田 智夫
(プレゼン資料は、アップされるとおっしゃられていたので、
 わかり次第、別途報告します)

本テーマは、依田がITProのBlogで何回かにわたって連載したものを
まとめ、さらに追加した内容ということです。


まず、本題に入る前に要求開発という土台があります。
『情報システムに対する要求は、あらかじめ存在しているものではなく、
ビジネス価値にもとづいて「開発」されるべきものである。』
他いろいろありますが、詳しい説明はHPで
http://www.openthology.org/
簡単に書くと上記の考えの元、システム分析、システム開発の
前のフェーズに位置するフェーズのようです。


タイトルが、かっこいい名前になっていますが、
MDD(モデル起動開発)、要求開発、フロント・ローディングは、
個人的には、あまり深く関係してないような思うので、詳しく触れません。
要求開発、要求開発フェーズ、モデリングと言葉がよく出てきますが、
システム開発前フェーズと考えてください。

プレゼンの導入として、
「要求開発のフェーズは、どのように役立つか」
として、話から始まりました。

・ビジネス価値が約束されたシステム開発ができる。
・生産性の向上
  ↓
要求開発の段階の成果物を使って、システム開発の労力を省けないか

ITコンサルとかのシステム開発前のフェーズで設計書を作っても
システム開発屋が、これ使えないから設計書からまた作り直しをして
という二度手間を防ぐことによる生産性の向上

それから、直接おっしゃられていませんでしたが、
システム開発前で確定された要求がその作り直しによって設計書が変わって
しまうことで、システム開発段階ですべて実現されないという問題を抱えることの回避


これらの具体的な問題は何かというと
1.モデルに記述すべき情報についての基準がない
2.要求開発のツールがない
   =>やってもダイアグラムが作られるだけ
3.完全な要求開発モデルを作成する時間がない
   =>一部やり残してしまうという問題

2は、MDAのような感じに設計書からプログラムまでできたら
生産性も向上するし、この考えが広まりやるいだろうという程度で
あまり言及はありませんでした。

3は最後の質疑応答でも混乱があったように思うのですが、
私見で解釈すると、後述する1に関係するのですが、要求開発の成果物が
これだけあれば、十分ですよというラインがあれば、
そこまで成果物ができているので、システム開発のフェーズに移れますよ
それ以上は、要求開発以上の仕事なので、時間とお金が必要ですよ
という線引きができるできるという意味だと思います。

1に対して、「モデルに記述すべき情報についての基準を満たしているモデル」
とは何か、つまり、「不良品でないモデルとは何か」、という話で
『必要な情報』が『確実に』示されること
と定義されていました。

『必要な情報』とは、システム開発側の求めるものが
過不足なく、記載されていること。

『確実に』モデラーのノリで、記載される情報量が変わってはダメで
モデリング作法を明確にする必要があるということ。

そこで、モデリング作法を明確に規定することが必要になり、
それを実現するには、作成するモデルにどんな情報が存在するか、
存在しなければいけないかというメタモデルをちゃんと規定すべきだという
話でした。

商品というモデルがあれば、その商品にはどのような情報が必要かという
メタモデルを作成して、そのメタモデルに規定されている情報があって
初めて、そのモデルは完成していると考えるという意味です。

そこで、UMLもメタモデルなのですが、
標準のメタモデルは、あいまいで、特徴でもあるのですが、
その「何でもあり」という緩さが適しておらず、
もっとしばりのきついメタモデル、UMLのような意味でも言語が必要であり、
すでにそのようなニーズがあるとのことです。
具体的には、次のようなものだそうです。
・MDA/MOF
・DSL


最後に個人的な感想としては、
システム設計、分析などを含めたシステム開発前のフェーズで
ここまでできていれば、システム開発前のフェーズが終わりといった
明確なラインがないことが、システム開発前のフェーズを時間の都合で
中途半端に終わらせてしまわなければならない状況を作ったり、
情報不足のままシステム開発に入り、後々に悪影響を与えてしまうのでは
ないかということをふつふつと考えていたので、
それに近い内容だったので、とても興味深い内容でした。

家を建てるとき、建築士が設計図を書いて、それを元に大工さんが
家を建てます。建築業界のことは詳しく知りませんが、時間がないから
設計図を完成させずに、大工さんが家を建て始めることはないと思うし、
設計図が使えないからといって、大工さんが書き直すこともありえないと
思います。

設計図ができたという基準があるからこそ、某建築会社が違法で捕まるという
ことがあると思います。
(この会社がやったのは、基準云々ではなく、耐久度の改ざんですが)

じゃあ、「基準を作ればいい」という話なのですが、
これはまた難しい話だと思います。
本セミナーで明確に言及されていませんでしたが、システムは、仮に同じ業界だと
しても全然違うシステムになることがよくあります。

果たして、すべてのシステムの基準となるメタモデルが作れるのか、
それが無理でも同じ業界だけでも基準となるメタモデルが作れるのか
とても難しい作業になると思いました。

以上
------------------------------------------------------------
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| IT | 13:28 | トラックバック:0コメント:2
コメント
私も勉強会に行ったひとりです。

私が今の状況でとても価値があると思たのは、
依田さんのこの一言。
「MDDの価値はソースコードの自動生成ではなくて、メタモデルを作ること」
メタモデルをつくることで、見えてくるものが
たくさんありそうです。
こういうことをやろうとすること、
これこそが今の状況を次にすすめるための
大事なステップなのかなと思いました。

ということで、やってみたいと思ってます。
こころに響いたのが、このあたりじゃなくとも、
やってみたいと昨日のあの場で思った人は
いっぱいいるはず。
2006.06.01 Thu 22:47 | URL | 中山なお
依田です。 先日の勉強会のことを書いていただいてありがとうございます。 私の話の内容について正確に理解していただいて、またいまの上流系とシステム設計のつなぎについての問題意識も共有できてうれしいです。

スライドはこれからアップします。(私は権限がないので少し時間がかかります)

それと、最後の
「すべてのシステムの基準となるメタモデルが作れるのか」の部分ですが、それをねらったのが現在の標準UMLで、その結果、「なんでもあり」の言語になってしまったわけです。ですから、メタモデルを作ると言うことは、ある程度自分勝手をすることであり、自分勝手をしてでも仕事を先に進めることを決断するということなのではないかと思います。

依田
2006.06.03 Sat 00:37 | URL | 依田 智夫
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